草鞋之会
時代小説の挿絵画家集団


草鞋之会展の記事


北陸中日新聞(西のぼる氏の居住地区の新聞)

     

私はオープニング直前まで仕事をしていた。いっぱいの人が来た。


 第一回の草鞋之会展の案内状。よく郵便で来る電話料金のお知らせのように、葉書の端っこをはがすと、観音扉のような感じになるが、そのようにした凝った葉書。私はひげ面で映っている。44歳。原田さんは56歳。毛の量が多い。蓬田さんはまだ今よりがっちりしている。あんまり変わらない。54歳。西さんは痩せていますね。頭も後退していない。49歳。葉書デザインは私。

 このときのパーティはすごい人の数だった。もう絶対ないこみ方であった。


「文学のさし絵」展

平成11年10月3日〜11月7日・石川県松任市立博物館

草鞋之会(原田維夫・蓬田やすひろ・西のぼる・百鬼丸)の展覧会である。松任市の後援で、盛大に行われた。下の画像はその時のポスター及び、チラシ・葉書のデザイン。デザインは巨匠・田中一光氏が担当した。


 「草鞋之会」展のオール読物という雑誌に載った記事が出てきた。第一回の展覧会の様子である。私(左から二番目)は髭面である。まだ40歳であり、蓬田さんは50歳・原田さんは52歳・西さんは45歳であった。

 来年草鞋之会展が久々に、銀座伊東屋で6月にある。草鞋之会のメンバーの紹介をしていたのであるが、いつの間にかこのHP上から削除してしまっている。

 

草鞋之会のメンバー

 1991年に結成された。時代小説の挿絵画家集団。年に二回ギャラリー新宿高野で展覧会をしていた。しかし、高野の閉鎖とともに、展覧会活動は休止している。

西のぼる
1946年、石川県珠洲市生まれ。79年、講談社で挿絵画家としてデビュー。93年 第2回文芸社クラブ大賞・美術部門賞受賞。95年、著書「さし絵の周辺」共著「能登の細道」。 97年 珠洲市文化功労賞、99年 石川テレビ賞受賞。2001年「はやぶさ新八御用旅ー東海道五十三次」平岩弓枝作・「華栄の丘」宮城谷昌光作の挿絵で、第32回講談社出版文化賞「さしえ賞」を受賞。重厚でかつ明るい独特の作風で、数々の小説の装画、挿絵を手がける人気作家。 写真:西のぼる
原田維夫
東京都生まれ。59年、毎日商業デザイン展特別賞受賞。60〜61年日宣美特選受賞。 62年多摩美術大学卒業。ADC銀賞受賞。79年伊勢丹にて個展(源氏物語シリーズ)。82年正岡子規記念堂の壁画創作。84年シンガポールにて個展。87〜88年武蔵美術大学非常勤講師。90年海上自衛隊「戦艦三笠」制作。93年スリランカにて個展、同政府以来により皇太子、雅子様ご婚礼記念版画製作。2001年秋田ワールドゲームズ記念切手制作。2003年毎日新聞「香乱記」に連載。 写真:原田維夫
百鬼丸
山梨県富士吉田市生まれ。東洋大学工学部卒。78年焼き物作家を目指している中で 切り絵の魅力に惹かれ始める。80年JTB雑誌「旅」でデビュー。92年宇治市役 所ロビー陶壁画製作。サンデー毎日表紙連載。96年、朝日新聞夕刊白石一郎著「異人館」挿絵担当。97年、第6回日本文藝家クラブ大賞美術部門賞受賞。「週刊文春」に連載の宮部みゆき著「ゼプツェン」挿絵担当。その他本の装丁画、雑誌や新聞 の小説挿絵など数多く担当。草鞋之会の一員。埼玉県鶴ヶ島市在住。 写真:百鬼丸
写真:蓬田やすひろ 蓬田やすひろ
1941年、札幌市生まれ。広告代理店の電通勤務の後、74年フリーのイラストレーターになり、イラストレーション、ブックカバー、装丁、挿絵を手がける。78年講談社広告賞、89年朝日広告賞、92年講談社出版文賞「さしえ賞」をそれぞれ受賞。現在、ポスターや装画、さし絵の世界で幅広く活躍中。さし絵の作品に、「雨月ものがたり」(講談社)、「木漏れ日の坂」(毎日新聞連載小説)他多数。日本グラフィックデザイナー協会会員。

関連ホームページ  

ざぶんネットワーク

トップページに戻る